サツマイモの苗って?(2)
サツマイモの茎を埋めると、そこから根っこがたくさん出てきてサツマイモが取れるなら、サツマイモ農家さんは茎をわざわざ買う必要ないじゃん!
とお思いのあなた。私も同じことを考えました。
でもね、冬越しができないんですって。
秋になればサツマイモができ、当然ながら茎は枯れてしまいます。次の年にまた茎を収穫するためには、サツマイモを残しておかないといけない。
いや、待てよ?
サツマイモならサツマイモ農家さんに沢山あるじゃない!それを翌年に埋めればよいのでは?!
そう。その通りなんですけど、サツマイモをその状態で冬を越すのは簡単なことではない。
サツマイモを置きっ放しにしていたら水分が抜けて干からびていきます。とても半年間ももたない。
ではどうするか?と言うと、湿度温度管理できる場所で保管しておくんです。
でも保存容器に入れてとか、室内で温度管理をしてとかいうレベルではない。何たって何トンという量のサツマイモを冬越しさせるのですから。
夫いわく巨大な専用の穴蔵があって、そこに入れて冬を越させるのだそう。きっと種屋ならではの秘密の隠し場所みたいなところがあるんだろう。
今年の秋には私も穴蔵を見られるかな。楽しみだ〜!(≧∀≦)
#農業 #種屋 #光延農園 #みつのぶ